年々進化するカラー複合機(コピー機)。
今年2019年に発売するもの、発売した機種はいったいどのくらい進化したのか。
主要人気メーカーの最新機種をまとめて紹介いたします。
最新であれば性能も機能も従来のものよりアップしているはず。
これから購入を考えている方であればぜひ最新機種を候補の一つとしてみてはいかがでしょうか。
▶︎目次
人気メーカーの最新機種
カラー複合機でこれから発売されるものや最近発売された機種をメーカーごとに見ていきます。
どのようなところが最新なのか、注目のポイントもあわせて紹介します。
検討材料の一つとしてぜひ活用ください。
富士ゼロックス(FUJIXEROX)
富士ゼロックス(FUJI XEROX)は国内シェアでトップクラスを誇るカラーコピー機メーカーです。
そんな富士ゼロックスでカラー複合機の主軸となっているシリーズは「DocuCentre(ドキュセンター)」「ApeosPort(アペオスポート)」の二つ。
この両シリーズから2018年11月15日に新機種が販売されています。
新機種のポイントはセキュリティーの強化。
「コピー機にセキュリティーなんて必要?」と思っている方こそぜひご検討ください。
というのも、コピー機はインターネットと接続していたり、重要な書類を利用したり、会社の大事な情報扱う機器のひとつです。
その分情報漏洩のきっかけや標的となる可能性を多く持っているといえるでしょう。
では実際にどのようなセキュリティー機能が入ったのでしょうか。
DocuCentre-VII C7773 / C6673 / C5573 / C4473 / C3373 / C2273 シリーズ
<スペック>
▼DocuCentre-VII C2273 PFSの例
発売日:2018年11月15日
メーカー価格:1,900,000円~
連続複写速度:25枚(カラー25枚/分 モノクロ25枚/分)※想定月間使用枚数500~5,000枚
新たな国際基準に従ったセキュリティーの強化。
セキュリティーの脅威は年々多様化・巧妙化しています。
それにともない高いセキュリティー保護の仕組みを搭載したのがこちらの「DocuCentre-VII C7773 / C6673 / C5573 / C4473 / C3373 / C2273 シリーズ」です。
たとえばネットワーク通信での対策と複合機のハードディスクにおける安全性の強化。
ハードとソフトの二つの面を強化することによりセキュリティーの脅威に強い環境を実現しています。
ほかにも放置プリントによる情報漏洩を防ぐ、光や音のお知らせ機能も豊富に搭載されています。
ApeosPort-VII C7773 / C6673 / C5573 / C4473 / C3373 / C2273 シリーズ
<スペック>
▼ApeosPort-VII C2273 PFSの例
発売日:2018年11月15日
メーカー価格:2,350,000円~
連続複写速度:25枚(カラー25枚/分 モノクロ25枚/分)※想定月間使用枚数500~5,000枚
「DocuCentre-VII」と比べるとやや価格の上がる「ApeosPort-VII」はカスタマイズ性と拡張性に違いがあります。
つまり使える機能が「DocuCentre」より多くなっています。
ただし基本的ば部分はかわらないため、新機種も追加できる機能を除けば「DocuCentre-VII」とほぼ変わらない内容となっています。
ちなみに追加機能は以下のようなものがあります。
- UUIDの印字
- ファイル暗号化
- ログ保存
- 外部アクセス
もちろん使いこなせば大変便利な機能といえます。
価格と機能、どちらをとるかによるでしょう。
シャープ(SHARP)
さまざまな電化製品で知られる、おなじみの「シャープ(SHARP)」。
その強みは何より「本体価格の安さ」と「使いやすさ」です。
メーカー価格はほかと変わらないものの、シャープは販売会社に対し大幅な割引を行っています。
そのため販売店がほかよりも安く提供してくれる可能性が高く、その安さでシェア数を広げているといっても良いでしょう。
また、その使いやすさから大手コンビニでも採用されています。
そんなシャープは2018年の11月15日に新機種デジタルフルカラー複合機「MX-3661/MX-3161/MX-2661/MX-3631/MX-2631シリーズ」を発売。
さらに2019年1月25日には「MX-C306W/MX-C305Wシリーズ」を発売予定です。
それぞれどのような機種となっているのか、さっそく見てみましょう。
MX-3661/MX-3161/MX-2661/MX-3631/MX-2631
<スペック>
▼MX-2631の例
発売日:2018年11月15日
メーカー価格:1,250,000円~
連続複写速度:26枚(カラー26枚/分 モノクロ26枚/分)※想定月間使用枚数500~5,000枚
SHARP最新機種である「MX-3661/MX-3161/MX-2661/MX-3631/MX-2631 シリーズ」ではカスタマイズ性がよりパワーアップしています。
とくに新たに搭載された「クイックログイン」機能は、画面に表示される自分のアイコンをタッチすることで、専用にカスタマイズされたホーム画面へログインすることができます。
このとき認証番号などは必要ありません。
よりスピーディで使いやすい操作性となっています。
またもうひとつ新たに搭載されたのが「コミュニケーションランプ」です。
電源操作やコピー、スキャンなど、操作をすると大型LEDランプが青く点灯。
作動状態が一目でわかります。
MX-C306W/MX-C305W
<スペック>
▼MX-C306Wの例
発売日:2019年1月25日
メーカー価格:1,100,000円~
連続複写速度:30枚(カラー30枚/分 モノクロ30枚/分)※想定月間使用枚数500~5,000枚
2019年の1月にA4デジタルフルカラー複合機がSHARPから発売されます。
それが「MX-C306W/MX-C305Wシリーズ」です。
「MX-3661/MX-3161/MX-2661/MX-3631/MX-2631 シリーズ」とは違いA4複合機であるため、A4以上の用紙には対応していません。
しかし2019年最新のカラー複合機とあってその性能は見逃せないものばかりです。
たとえば業界トップクラスの高速スキャン機能。
1分間に両面110面(55枚)※1で資料のデータ化もスピーディに対応できます。
さらに「Google DriveTM」や「OneDrive®」、「Dropbox」など各種クラウドサービスとも連携しているため、データ化から業務への活用もかんたん。
よりスピーディな業務がのぞめます。
※1 MX-C306Wの場合
キヤノン(CANON)
キヤノン(CANON)はカメラで支持されているメーカーと思われがちですが、複合機でも高いシェアを獲得しています。
実は国内シェア数の1、2位を争う人気メーカー。
コンパクトな機体から色鮮やかな色彩を出す、まるでカメラに通ずる高い技術を持っているのも特徴です。
そんなキヤノンから発売予定なのが「imageRUNNER ADVANCE 8500 /C7500/ 6500/ C5500/ 4500/C3500 シリーズ 3rd Edition」。
1月下旬発売予定ということで、まだまだ情報が限られていますが、そのなかでも注目したいポイントを見ていきましょう。
imageRUNNER ADVANCE 8500 /C7500/ 6500/ C5500/ 4500/C3500 シリーズ 3rd Edition
<スペック>
▼imageRUNNER ADVANCE 8500 /C7500/ 6500/ C5500/ 4500/C3500 シリーズ 3rd Edition
発売日:2019年1月下旬
メーカー価格:130万円~
連続複写速度:?枚(カラー??枚/分 モノクロ??枚/分)
「imageRUNNER ADVANCE 8500 /C7500/ 6500/ C5500/ 4500/C3500 シリーズ 3rd Edition」もセキュリティーに力を入れている機種です。
新たに搭載予定なのが「起動時改ざん検知」と「稼働時改ざん検知」。
複合機の起動や動作時に内部プログラムの改ざんを防ぐ常時検知型システムです。
そして大企業で導入の多い「IT機器セキュリティー管理システム」との連携も可能。
コピー機の操作履歴といったログ情報を転送し、脅威があった際にシステムから通知が来るよう、よりセキュリティーを強固にてしています。
京セラ(KYOCERA)
京セラはほかのメーカーにくらべシェア数だけ見ると陰が薄いですが、独自の強みを持っています。
たとえばカラー複合機の心臓といえる「ドラム」部分の耐久性がトップクラスという点。
「ドラム」はトナー(インク)に紙をのせる、大変重要かつ、複合機内部でとくに消耗しやすい部分です。
このドラムが消耗されると印刷に不備が出てきます。
一般的にトナーを3回交換したらドラムの交換も検討するべきといわれるほど。
そのドラム部分の耐久が高いということは、複合機全体の耐久性が上がり、ランニングコストを押さえることにもつながります。
ではさっそく京セラの最新機種を見てみましょう。
ほかのメーカーで一番新しいことになる2月上旬の発売です。
TASKalfa 6053ci/5053ci/4053ci/3253ci/2553ciシリーズ
<スペック>
▼TASKalfa 2553ci
発売日:2019年2月上旬
メーカー価格:1,162,000円~
連続複写速度:25枚(カラー25枚/分 モノクロ25枚/分)※想定月間使用枚数500~5,000枚
「TASKalfa 6053ci/5053ci/4053ci/3253ci/2553ciシリーズ」全5機種は2016年7月に発売された人気機種「TASKalfa 6052ciシリーズ」をさらに強化した性能となっています。
京セラの強みである長寿命ドラムを搭載。
そのほかの部品にも耐久性の高い、最新技術を盛りこんだ京セラグループ製電子部品などを採用し、まさに耐久に耐久を重ねた長寿命カラー複合機です。
そして、スモールオフィスや大規模オフィスといったさまざまな業務環境に応じた5機種のレパートリー。
3253ci/2553ciシリーズであれば「ブラキッシュブルー」に加え、白を基調とした「ピュアホワイト」のカラー展開を行っています。
医療系といった業種で喜ばれるカラー展開ではないでしょうか。
リコー
もともと耐久性が高く、メンテナンスにも力を入れている「リコー(RICHO)」。
そのリコーが強化のしたのは、クラウドサービスとの連携です。
クラウドサービスの活用で便利になっただけでなく、長く使える、より長寿命な機種へとパワーアップしました。
そんな1月23日(水)に発売する最新機種。
さっそくくわしく見ていきましょう。
RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500・RICOH IM C2000シリーズ
<スペック>
▼RICOH IM C2500の例
発売日:2019年1月23日
メーカー価格:1,070,000円~
連続複写速度:25枚(カラー25枚/分 モノクロ25枚/分)
複合機は費用が高い分長く使いたいと思う人が多いオフィス機器のひとつ。
ただし長く使うと、新しいコピー機が出てしまえばどんどん性能が古くなります。
そんな悩みを解消するのが、RICOH IM C6000シリーズ含む7機種16モデルの最新複合機。
業界初ともいわれるクラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」を使うことで、導入後もつねに基本機能を最新状態にアップデートが可能。
ほかにも、購入時期が異なる機種間で互換性を持たせたり、最新のセキュリティーを実装したりと常に最新の状態でコピー機が使えるようになっています。
またコピー機自体にデジタル化・ペーパーレスを推奨する機能が豊富。
コピー機が業務効率を優先し最善の支援を行ってくれます。
メーカーの種類が豊富な販売店
メーカーごとの最新カラーコピー機、いかがでしたか。
お気づきの方も多いと思いますが、今回はメーカー価格しか費用に関する情報を載せていません。
というのも販売店によって大幅に安く、お得に購入できるからです。
その点を知っていただきたく、今回は扱うカラー複合機のメーカーや機種が多く、さらに安く手に入る、おすすめの販売店を紹介します。
OFFICE110
OFFICE110はOA機器を総合的に扱う販売店です。
カラーコピー機のメーカー・機種ともに種類が豊富で、「中古・新品」それぞれの取り扱いも行っています。
毎月数台限定でさまざまなコピー機キャンペーンを行っているのもここだけ。
複合機を含む、OA機器全般を長年扱ってきたノウハウ。
保守の対応が別会社というところも多いなか、自社で保守対応を行っているのもポイントです。
OAランド
OAランドはHPからわかるように情報量が多く、売ろうとしない、経営者側の目線に立った情報提供をしている販売店です。
また店舗を持っているため南は福岡、北は北海道を主要都市であれば実際に機種を見て選ぶことができます。
メンテナンスがメーカー公認というのも安心です。
まとめ
さまざまなメーカーの最新カラー複合機いかがでしたか。
年々コピー機もさまざまな機能を搭載し、より便利なものへと進化しています。
とくに、懸念の多い「セキュリティー関連」には複数のメーカーが対応を強化しています。
またつねに変わるセキュリティー脅威に柔軟に対応できる「クラウド化」も今回の最新機種では注目すべき点といえます。
ただ、これからはますますプリントアウトやスキャンといった基本の性能の向上だけでなく、付加価値にも力を入れる時代となっていくでしょう。
そんな最新機種も販売店によって安く提供されることがあります。
なかでも今回ご紹介したOFFICE110(https://office110.jp/copy/color/)では経験豊富なスタッフが
利用する状況に合わせた最適な複合機を提案してくれます。
ぜひ見積もりをとり、便利な最新コピー機を購入してくださいね。