せっかくオフィスに導入するのなら、用途や目的に合わせた”カラー複合機(コピー機)”を選びたいもの。しかし、いざ選ぶとなると、カラー複合機(コピー機)は主要なメーカーだけで10社ほどあり、正直なところ迷ってしまいます。
そこで、今回はカラー複合機(コピー機)のメーカーでも、特に”低価格”なことで知られる”OKI”についてご紹介しましょう。他の複合機メーカーと比較して、OKIの実践している販売戦略というのはとても独特である意味魅力的です。
OKIのカラー複合機(コピー機)の特徴から、おすすめ機種までまとめていますのでぜひ参考にしてください。
▶︎目次
1.OKIのカラー複合機(コピー機)の特徴
冒頭で紹介した通り、OKIの実践している販売戦略は、他のメーカーとはまったく異なるもの。だからこそ、カラー複合機(コピー機)をより低価格で提供できています。では、OKIのカラー複合機(コピー機)の特徴を見ていきましょう。
家電量販店でも販売
OKIの販売戦略は”家電量販店(ヤマダ電機など)”でカラー複合機(コピー機)を販売するというもの。本来、カラー複合機(コピー機)はメーカーからの直売、販売業者からというのが一般的です。いかにOKIが異質かが分かります。
皆さんもカラー複合機(コピー機)を、家電量販店でというイメージがないと思います。その為か、正直なところ国内シェアとしてはほとんどないメーカーです。しかし、営業担当(人件費)を削減することで、低価格での販売ができています。
紙詰まりがしにくい
”低価格”なだけのイメージを持たれやすいOKIですが、実は”耐久性”のあるカラー複合機(コピー機)を提供しています。というのも、OKIの親会社はATM機器において、国内シェアトップクラスを誇るメーカーの”沖電気工業”です。
ATMでは印刷するときに、紙詰まりを始めとしたトラブルを起こしてはいけません。そんなATMを製造してきた技術力がOKIには。大量印刷したときに起こりやすい紙詰まり、それに付随するトラブルの起こりにくいのがOKIの魅力です。
細かい線描写に強い
OKIのカラー複合機(コピー機)では光源として”LEDヘッド”が採用されています。通常のレーザー方式と比べて、LEDヘッドは光源が細く繊細な描写がしやすいもの。文字データとして最小クラス、”2pt”でも文字が潰れないほどです。
大抵の文字データは10.5ptから16pt程度と、2ptほど小さな文字は印刷しません。ただ、名刺や注意書きなどで、5ptから6ptというのはよくあります。小さな文字でもはっきり見やすいというのは、ちょっとしたことですが大切なことです。
2.OKIのおすすめカラー複合機(コピー機)
独特な販売戦略で低価格を実現し、かつ紙詰まりしにくく細かな線描写に強い設計のOKI。国内シェアでランク外だとしても、ぜひチェックしておきたいメーカーなのは確かです。では、OKIの複合機のおすすめ機種をご紹介しましょう。
MC363dnw
支店規模に導入するのに向いているのが”MC363dnw。
本体価格:オープン価格
LEDヘッドにより、他のメーカーのコンパクトクラスよりさらにコンパクト設計に。にも関わらず、液晶画面は3.5インチワイドと見やすく使いやすいものが採用されています。また、メンテナンス性にも優れた設計で、トラブルのリスクも低いです。
MC843dnwv
どんな規模のオフィスにも合わせられるのが”MC843dnwv”。
本体価格:オープン価格
カラー複合機(コピー機)としては珍しい”ファックス機能が非搭載”、その分だけ価格を抑えた機種です。最近はメールやチャットでのやり取りが主流に、ファックスを使う機会が減ってきました。使わない機能まで求める必要はないでしょう。
MC883dnwv
本格的なカラー複合機(コピー機)を求めるのなら”MC883dnwv”。
本体価格:998,000円
”クラウドメンテナスプラットフォーム”により機器側でエラーを検出し、適切な解決策を表示してくれます。さらに顧客自身で対処しやすいよう、メンテナンスしやすい設計に。最長5年のメーカー保証、メンテナンス品無償なのもポイントです。
3.まとめ
今回は、カラー複合機(コピー機)のメーカーとしては独特な販売戦略を実践している”OKI”について、おすすめ機種についてまとめてみました。
OKIのカラー複合機(コピー機)の特徴としては以下の3つ。
- 家電量販店でも販売
- 紙詰まりがしにくい
- 細かい線描写に強い
ATMの製造、販売をしてきただけにカラー複合機(コピー機)も紙詰まりなどのトラブルが少ない設計に。LEDヘッドを採用することで、2ptまでの文字データをはっきり印刷できます。ぜひ、紹介した内容を参考に、OKIも検討してください。